缶詰

サバ缶使いやすさが人気

先月(2018年06月20日)、公益社団法人日本缶詰びん詰レトルト食品協会から国内生産数量統計の2017年最新版が発表になった。
この日本缶詰びん詰レトルト食品協会HPの協会概要を見ると歴史は古く、最初は1908年(明治38年)大日本缶詰業連合会の名称で設立されたのがルーツとなっている。会員は製造業者(正会員)266社をメインとして、会員計281社・賛助会員98社の合計379社(2018年6月時点)。缶詰、びん詰、レトル卜食品産業に関する法人、または団体から構成されている。

その中のトピックとして「サバ缶」の生産量が2年連続して「まぐろ・かつお類」の生産量を上回ったという結果になった。水産系の缶詰といえば「ツナ」とか、しょう油で味付けされた「フレーク」がメインのイメージだったけれども、水産缶の主役交代となってきているのかもしれない。数字を拾ってみると次のとおりとなった。

缶・ビン詰生産数量 まぐろ・かつお類 さば
 2017年   33,945トン   38,977トン
 2016年   35,744トン   37,117トン
 2015年   36,624トン   32,039トン
 2014年   34,845トン   35,412トン

日本缶詰びん詰レトルト食品協会

 

さば缶

 

今回発表されているのは2008年以降の水産缶びん詰生産数量の推移で「まぐろ・かつお類」缶は2008・2009年は4万トン台、2010年が3万9000トン台、2011年3万7000トン台、2012年3万6000トン台、2013年3万5000トン台と生産量の減少が続いている。一方で「サバ缶」は2008年の2万5000トン台から2011年までは3万トンを突破することはなかった。そして2012年にいきなり3万5987トンに生産量上昇。率にして2割増し。全く記憶にないけれどこの2012年に「サバ缶」が注目を浴びる何かがあったのだろうか。翌年の2013年は3万3420トンで3万トン台に定着。2014年からは上記の表のとおりとなった。「サバ缶」と「まぐろ・かつお類」は2012年から2016年までの5年間は横並びで拮抗し、2017年に「サバ缶」が頭一つリードしたというのが現状といったところ。

「サバ缶」人気の理由は栄養価の高さと料理具材としての使い勝手の良さだろうと、ほとんどサバ缶を食べない僕にでも想像できる。
栄養価=DHAやEPAが豊富=中性脂肪減少など生活習慣病予防に効果的=健康、といった良いイメージ。また、水煮のサバ缶は味付けのされていない”素”の状態なのでさまざまな調理に活用できる、といった万能具材のイメージ。

注意して見れば、サバの水煮缶を使った料理レシピというのは多く目にする。そして様々な味付け「サバ缶」も各メーカーが出している。この流れがブームで終わるのか、水産系缶詰のチャンピオンとして定着するのか。健康(予防)に良いと評価されたら強いだろうなぁ。僕も一つ買ってみようかという気になってきた。

 

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