キョクヨーからいろいろなタイプのさば缶が出ている。なので、スーパーで売っていたのを全種類1缶ずつ買ってみた。全部で5種類。サイズはいつもの一人用?というのか固形100g以下のものだ。キョクヨーのサイトでチェックすると「さばのカレー煮込み」というのもあるけれど、僕が行ったスーパーマーケットには置いてなかった。価格はどれも1缶あたり116円(税込)で「安いな・・・」と棚に並んでいる他メーカーの缶詰と比べて、そう思うのだった。それではいってみよう。
キョクヨーのさば缶たち 5種類
1つ目は、さば缶の定番となる「てりやき」から。
さば照焼
「日本近海でとれたさばを使用しております」と目立つように表示されている。
開缶
おいしそうなしょうゆ色
たれの色を見ると一見、濃そうな感じがするけれど食べてみるとサッパリとしている。変なとろみもなく、しょうゆ味が非常に美味。コストパフォーマンスが高いと思う。何気に高たんぱく質。
さば塩焼
~骨もそのまま美味しく食べられます~のキャッチコピー
使用調味料は塩のみ
ほどよいサイズに切り分けられて入っている。こちらも非常に美味しい。さばという魚の美味しさを再確認だ。ただし「塩焼」といっても使用食塩相当量は1.0gと他の味付け缶詰と変わりはなく、特別に塩分が多いわけではない。
焼さば みぞれ煮
「みぞれ煮」の意味が分からなくて調べてしまった。
開缶
器に一切れ
みぞれ煮とは「大根おろしを使った煮つけ」ということらしい。大根おろしをみぞれに見立てて名付けられているのだろうか。味の方は、大根おろしが魚の油感を打ち消していて、さっぱりとした風合いとなっている。繊細な調整だねぇ。
焼さば ごま味噌風味
上の3缶(照焼・塩焼・みぞれ煮)と違って、調味料が主張している作りとなっている。
「担々風」「辛口」の表記
開缶
ラー油なのか赤い油が見える
缶を開けるとゴマの香りがした。色目は「担々風」なので、赤唐辛子色があちこちにあるけれども、口にすると見た目ほど辛くはなかった。ピリッとではなくジンワリとした軽めの辛さだった。「おかず」なのか「おつまみ」なのか? どちらが向いているだろうか。
さばのトマトパッツァ
SABAKANシリーズの一缶。調理用食材としての缶の位置づけらしい、キョクヨーではレシピの紹介もしているのだった。
さばトマト味付
カゴメの濃縮トマトを使用していますの表示
ソースたっぷり
大き目のサイズで2切れ入っていた。そのまま食べても、おいしい一品。トマト煮でトマトの味とさばの味がブレンドされている。手を加えずでも良し、パスタ等の調理に使っても良しの二刀流。そして缶にEPA・DHAの成分表示があった。EPA508mgとDHA729mgで合計1,237mg。
最初の方にも書いたけれど、価格は全て1缶116円(税込)で売っていた。もちろん店によって値段は違うのだろうけれど、これはかなりコスパが高い缶詰たちだった。おわり。