伊勢の神宮の御朱印は「内宮1、外宮1、別宮5」と全部で7つあって、それらは次のお宮で頂くことができる。
目次
伊勢の神宮の御朱印
- 内宮(皇大神宮)
- 倭姫宮(内宮別宮)
- 月讀宮(内宮別宮)
- 伊雑宮(内宮別宮)
- 瀧原宮(内宮別宮)
- 外宮(豊受大神宮)
- 月夜見宮(外宮別宮)
別宮は全て回ったので御朱印もコンプリートできた。御朱印を押してもらうにはまずは朱印帳が必要なので、内宮の境内(神楽殿)にて朱印帳を購入した。朱印帳もいろいろなタイプが販売されていたけれど地味目のものを購入した。
伊勢の神宮の朱印帳
伊勢神宮崇敬会謹製
それでは一つずつ参ろう。
内宮(皇大神宮)の御朱印
内宮の御朱印は「神楽殿(かぐらでん)」にて頂ける。神楽殿はお札やお守りを授与(販売)している場所でもあり、多くの参拝者が足を止めているから迷うことはなかった。
外宮(豊受大神宮)の御朱印
外宮の御朱印も、内宮と同じく「神楽殿」で頂ける。こちらの神楽殿もお守り等を授与している建物で参拝者がお守りやお札など買い物をしていた。
さて、正宮の御朱印はどこに押してもらうべきか? 少し迷ったのだけれど「御朱印帳の見開き、最初の頁に内宮と外宮の印をもらうのがベストだろう」ということで最初の一頁めに朱印をもらった。両正宮が先頭なのが普通だろう。
内宮と外宮の御朱印
御朱印は、内宮外宮の二つの正宮以外はそれぞれ別宮で頂くことになるのだが、遠方に位置している別宮もあって簡単に七つコンプリートというわけにはいかなかった。
倭姫宮(内宮別宮)の御朱印
倭姫宮と書いて「やまとひめのみや」と読む。内宮から離れた小山の中に建つ神宮徴古館(神宮に関する博物館)の目の前に建っている。別宮の中では一番歴史が浅い。
月読宮(内宮の別宮)の御朱印
読みは「つきよみのみや」で、月讀宮とも表記されている。場所は内宮から近鉄五十鈴川駅(内宮最寄り駅)へ向かう道中にある。そこに祀られているのは、月読宮・月読荒御魂宮・伊佐奈岐宮・伊佐奈弥宮でスサノオを除いたアマテラスの家族四神。内宮、外宮ともスサノオが外されているのは当然といえば当然なのかもしれない。
伊雑宮(内宮の別宮)の御朱印
読み方は「いざわのみや」。所在地は志摩市でその歴史は古い。この宮の由来はいろいろと説があるようだけれど真実は今となっては謎。隣接の土地では、毎年、御田植式(おたうえしき)が催されている。これは日本三大御田植式の一つに指定されていて貴重なもの。「重要無形民俗文化財」指定。
瀧原宮(内宮の別宮)の御朱印
「たきはらのみや」「たきはらぐう」と呼ばれている。神宮の元伊勢(もといせ)とされているお宮なので、古さでいえば現在の神宮よりも古いということになる。場所は神宮から遠く離れた山の中にあるからアクセスは悪い。往復で半日以上は使うことになろうかと思う。ただしそれ以上の行く価値はあった。
月夜見宮(外宮の別宮)の御朱印(左側)
月夜見宮(つきよみのみや)、外宮別宮で御朱印が頂ける唯一の宮。外宮の別宮は全部で四宮あって、残りの三宮は外宮境内にて祀られている。月夜見宮は外宮からすぐ近くに位置していて徒歩ですぐの距離だった。御朱印は写真の左側。
神宮の七カ所の御朱印
七カ所巡った感想は、
- 料金はどの宮も同一で300円(訪問当時)
- 内宮・外宮以外は空いていた
- 伊雑宮(海の近く)と瀧原宮(山中)は遠隔地
というもので、伊雑宮と瀧原宮へ行くにはかなりの時間の余裕が必要になる。特に瀧原宮は内宮・外宮からかなり遠くに位置していて気軽に行けない。しかし元伊勢という場所を訪問できたので感慨深いものがあった。