おろして間もないオニツカタイガーをちょこちょこと履くようになってきた。品名は「メキシコ66SD」でラインの色は地味目の濃紺、公式ではピーコート(PEACOAT)と名付けられているものだ。ネット上でオニツカタイガーの履き心地についての批評を見ていると「幅がタイト」「幅が狭くて窮屈」といったのをよく眼にするけれど、足幅(ウィズ)が2Eメインの僕にとってはピッタリのフィット感だ。そこで普段履きで使っている3Eサイズの靴と比べての感想を書いてみようと思う。
オニツカタイガー メキシコ66SD
履きおろしてからの使用回数は3回ほどで1回あたりの歩行時間は夜のぶらぶら歩きで1時間程度。履き込んでの馴染み感はこれからだけれど、足自体へのフィット感はだいたいつかめる。8月なので素足での使用。
2Eサイズの靴を履いている人にはほぼ問題なくフィットするのではないだろうか。逆に3Eメインの人にはかなり狭く感じられるかも。ちなみに僕の場合は、過去に靴をパターンオーダーした時に「Eサイズでもいける」といわれた程度のウィズだ。シューレースで調整すれば問題なしだと思う。このSDシリーズは特にソール部分をアップデートさせているのでクッション性も感じられる。
どこか懐かしさを感じさせるデザイン
「踏まず」部分は特に感想はなし。スニーカーというのにあまり縁がなかったからその辺はよくわからない。個人的には土踏まず部分に優しくフィットしている感触はある。このあたりは中敷きの作り込み方で、履き込んでいくうちにフィット感が向上してくるのに期待したいところ。ちなみにアッパーは天然皮革となっていたから、履き下し前にデリケートクリーム(ニュートラル色)を塗っておいた。
皮革スニーカーなのでケアメンテは革靴と同様にしようかなと思っている。同様とはいってもシンプルなもので「履いた後に軽くブラッシング」「様子をみて不定期にデリケートクリーム塗布」。履き始めたばかりなので、これからどのような感じになるか楽しみ。
ウィズ3E のサイズ感(リーガルウォーカー)
この1年ほど近場の買い物等にサクッと普段履きにしているのはリーガルのローファー。リーガルの中でも「ウォーカー」というカテゴリーで、文字通り近場使いに適している。ただし僕にとっての問題は、このリーガルウォーカーはほとんどが足幅3Eでの展開となっているところだ。気軽に使えるから重宝しているのだけれど仕方なく足合わせにインソールを入れている。
インソールを入れなかったらゴソゴソでやはり僕には3Eは緩すぎる。買った時の定価は23,000円ぐらいで素材はオイルドレザー、なので雨の日も気にせず履けるということから買ったものだった。それぐらいの価格帯の皮革靴は履き込んでいくうちに緩くなってくる感じがする。でも「つっかけ靴」として考えればこれはこれで納得。
履き口はかなり甘い。まあローファーという独特の履き口形状でもあるのだが・・・。良くいえば脱ぎ履きは本当に楽。
3Eサイズと履き比べてみて
3Eローファーと履き比べてみて、ボールガースのフィット感からオニツカタイガーは自分の足に合っていると思う。まあただ、オニツカタイガーもさまざまな種類が出ているからこのメキシコ66SDだけで全体を判断するのは早計かも。これからコツコツと履いていって今以上に気に入ったら次の1足を買うこととしよう。
おわり