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ホースハイド革ジャケットのケア

革ジャン・レザージャケットなどレザー物のベストシーズンは秋そして冬の終わりから春といったイメージなのだが、今年は「秋のちょうどいい時期」というのがアッという間に終わってしまったので、今までのところ着る機会はゼロの状態となっている。しかし年末の12月ということもあってちょっとチェックとケアをすることにした。

チェックといってもする事はシンプルで「カビが発生していないか?」と「革の乾燥が進んでいないか?」の2点の確認。ケアの方は「乾燥してそうな部分にオイル入れをして保革する」ということだけ。

ホースハイドレザージャケット

このジャケットの名前は「アニリンホース シャツジャケット」という。このアニリンホースとは、オイルを含ませて染料でムラを作った後、高温の熱で焦がす工程で作られているオリジナル素材。一つ一つ個体差のある独自の艶がある。

ホースハイドレザージャケット1

夏場の保管は不織布カバーをしてハンガーに吊るしてある。洋服タンス(クローゼット)には入れない。「不織布カバー」を使うのは、通気性を保つためとホコリ防止でブラッシングの手間を省くため。ただし、カビが生えていないか等の様子を見るのに月1程度でカバーをめくってチェックはしている。

正面上半分

ホースハイドレザージャケット2

正面下半分

ホースハイドレザージャケット3

背中

ホースハイドレザージャケット4

少し近くから。タンニン鞣しのアニリン仕上げは素の表情が出ていていい感じ。~ アニリン仕上げ:日本皮革産業連合会

ホースハイドレザージャケット5

ライニング部分

ホースハイドレザージャケット6

タグ?と呼ぶのかどうかわからないが「FRONT QUARTER 100% Horsehide」の表記がされている。FRONT QUARTER(フロントクォーター)なので、馬の前足あたりの部分の革。

ホースハイドレザージャケット7

カビの発生も無しで乾燥もしていないのでオーケーだろう。このホースハイドは鞣すときにかなりオイルドにしてあるのでブラッシングをすると内側から照りが出るぐらいになる。このままで何もする必要はないのだが、せっかくなので少しだけオイルを塗ることにした。

 レザー物(靴除く)のケアに使っているオイル 

ケア用品のオイルは多種多様に販売されているのだが、あちこちを手広く買って試してみるというわけにもいかない。なので、成分がシンプルなものということで「マスタングペースト」を使用している。

マスタングペースト

もうひとつはスキンケア用品の「ソンバーユ」。人体へ使用する「肌への潤い用」のものでドラッグストアで購入したもの。人肌ですごく柔らかになる。

ソンバーユ馬油100%

成分を見てみると「マスタングペースト」は馬油とビーワックス、「ソンバーユ」は馬油のみ。「マスタングペースト」はビーワックスが入っているので水濡れにもある程度の撥水効果が期待できる。「ソンバーユ」は人の全身の肌、口中への使用も可となっているのでレザー物へ使っても保革効果はあるし変色するといったリスクはないだろう。無香料の表記もされている。

マスタングペーストを使う

上の2種類のうち今回はマスタングペーストを使うことにした。ジャケットのちょっと固くなっているところに少しだけ使用。素手で塗るのもオーケーだけれどティッシュで部分部分に塗っていく。

ホースハイド革ジャケット手入れ1

あと両袖の部分へも少し使用する

ホースハイド革ジャケット手入れ2

とりあえず終了

ホースハイド革ジャケット手入れ3

後ろ

ホースハイド革ジャケット手入れ4

全体にオイルを含んでいるので、本当はまだまだ何もしなくていいぐらいで、逆に入れ過ぎるとカビ発生のリスクが高まる。やれた感じにするのならば一切何もしなくていいし、このあたりは好みの問題だろう。革ジャン、レザージャケットの良いメンテ方法はたくさん着ること(自分の体に合った風合いが出る)という考えがある。僕もそう思うのだけれど、気候・気温的にそれほど多く着る機会がないのが正直なところ。革をメインに着る人ならば暑かろうが寒かろうがガシガシと着こんでいくのだろうけれど、僕は多くて年15回ぐらいだ。良い感じにしていく(育てていく)にはもっと使っていくべきなんだろうなぁ。

 

おわり

 

 

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