生活

台風前に本まとめ買い

台風19号(ハギビス)通過後、その被害の大きさが徐々に明らかになってきている。52河川の73か所で堤防が決壊して、生命に関わる被害としては今時点で「74人死亡12人不明」となっている。そしてケガをした人、冠水や家屋への浸水、倒壊をこおむった人等を含めると被災者の数はものすごく多くにのぼるだろう。伊豆半島から上陸ということで関東・東北地方そして長野県(信濃川水系)に甚大な被害が出ている。心からお見舞い申し上げます。

僕の住んでいる地域では、幸いにも台風はやや遠くの海上を通過していったという状況だったので風もそれほど吹かず「台風というよりも大雨」という天候だった。先週の金曜日、台風19号に備えて週末(土日)分の食事や水の買い出しを行った。そして2日間は家に閉じこもりになるだろうからと久しぶりに本屋に出かけた。本屋では思い気のまま手をのばしていたら新書類をメインに10冊弱買ってしまった。まあ衝動買いというやつだけれど、現時点まで読み進めたものを書いておこうと思う。

シリーズ人体 遺伝子

NHKシリーズ人体ー遺伝子-

著者:NHKスペシャル「人体」取材班で発行は講談社、初版2019年9月10日となっている。これはNHKで2019年5月に放送した番組「シリーズ人体Ⅱ遺伝子」をベースに書籍化した本とのこと。僕は当の番組を見ていないのでこの本で内容を知ることとなった。本のタイトルそのままで遺伝子をテーマに専門知識を持たない一般人が読んで面白いと感じられる作りになっている。本書は次の3部構成。

  • 第1部 あなたの中の宝物 "トレジャーDNA"
  • 第2部 "DNAスイッチ"があなたの運命を変える
  • 第3部 山中さん、生命科学の危険性とは何ですか?

この第3部は山中伸弥氏と浅井健博氏の特別対談となっていて、番組の書籍化にあたり追加されたものとのこと。

遺伝子検査やDNAの働きについて現在分かってきたことを知ることができて無茶苦茶面白かった。

サイコパスの真実

サイコパスの真実-ちくま新書

著者:原田隆之、ちくま新書1324、初版2018年4月。著者は法務省法務専門官として実務経験豊富な大学教授。この本では「本当のサイコパスとは何か」についてアカデミアの点から書かれている。世間一般で軽く使われがちな単語「サイコパス」とは違ってその診断方法、脳の構造の違い、治療の可能性等についての概要を知ることができる。この本もおもしろかった。

中華人民共和国史 新版

中華人民共和国史-岩波新書

著者:天児慧、岩波新書1441、初版2013年8月。2013年にアップデートされた本で、序章として中華人民共和国前史がついている。現在までの歴史をコンパクトに知るのに定評があるとのことで購入。230Pで中身が濃い。通史として流れを知っておくのは良いことだ。

日本近現代史講義

日本近現代史講義-中公新書

この本は現在、読んでいるところ。上の「中華人民共和国史 新版」とセットでという感覚で購入した。

中公新書2554、初版2019年8月のホヤホヤ本だ。内容は、明治維新から現在までの全14章で各章ごとに専門の教授が執筆している。タイトルの副題に~成功と失敗の歴史に学ぶ~とついている。こういう歴史本はどうしても著者のバイアスがかかるのでは? という心配の種がついてまわるのだ。しかしこの本の帯に「特定の歴史観やイデオロギーに偏らず実証を旨とする、第一線の研究者による~」とあったので購入。アカデミア以外の歴史本はたくさん出ているけれど「著者の個人的な歴史観を金払って読まされるのは本当に勘弁」なので、こういった実証性をうたったのがいい。それでも著者個人の色は反映されるのだろうけど・・・。300P程度の容量に14章なので1章あたりが20Pほどとなっている。一つ一つが短めかなという印象はあるのだが、概要をさくっとつかまえておくにはちょうどいい量なのかもしれない。

とりあえず現状はこんなところ。

 

 

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