新型コロナウイルス

新型コロナウイルス新規感染者数増える

新型コロナウイルスの自粛解除から1ヵ月ほど経ってから、新規感染者の数が右肩上がりで増加してきている。それまでもなだらかに増加しつつあったとはいえ、1週間単位でだいたい400人台、次は500人台ときてこの7日間の新規感染者数は700~800人台とステージが上がってきた。1日当たり最大数は7月23日の981人だがこれが更新されて1000人オーバーの日が来るのも時間の問題という感じだ。「ほぼ押さえ込んだ」ということでの自粛解除だったのだけれど、現在は第2波襲来中。こうなった主な原因は多くの人が危惧していたとおり「夜の接客を伴う店」から感染が拡散されていったのだろう。

【 過去1週間の新規感染者数 】

日付 新規感染者数
7月21日 632
7月22日 795
7月23日 981
7月24日 777
7月25日 803
7月26日 835
7月27日 598

ただこの新規感染者の数はメディアで毎日大々的に報じられているけれども、「重症者と死亡者」の数は比べてそれほど増えていないのだった。今日時点で重症者数は67人、死亡者は999人となっている。一月前ぐらいの重症者数は40人程度だったので感染者数の増加に比べれば低く収まっている印象なのだ。

20200728ーCOVID19国内感染者数

死亡者数も感染者数3万1264人に対して 999人と率でみれば 3.2%まで低下してきている。死亡率も一月前だと5%だったので感染者数増加の中でも軽症者の比率が上がってきていることを意味している。PCR検査の数を増やしたから新規感染者数増加ということもあるのだろう。

 PCR検査の感度と特異度

PCR検査で陽性が出た場合には「感染者」として扱われるわけだけれど、PCR検査にも精度の問題があって100%正しいというわけではない。専門の世界でも、感染した人がPCR検査で陽性となる割合は高くて70%程度と考えられているとのことだ。この感染者がそのまま陽性の結果が出る割合を「感度」という。つまり現時点でのPCR検査の感度は約70%となっている。また逆に、感染していなくてPCR検査で陰性判定されることを「特異度」といい、この割合は99%と想定されている。このことは(100%ー99%)の残り1%で陽性判定がでるということを意味している。1万人の非感染者がPCR検査を受ければ1%の100人が陽性判定となって、感染者としてカウントされることとなる。

たとえば岩手県。岩手県はコロナウイルス感染者数 0人という記録を継続中だ。しかし、岩手県の人口は約120万人なので全人口にPCR検査をすれば陽性反応者は1.2万人(人口の1%)出るという試算になる。そういった検査なのでPCRも医師の判断の上でとか、濃厚接触者とか対象を絞った上での検査となっているのだろう。

新規感染者数よりも「重症者と死亡者」数の変化を重視していこうと思う。そしてなによりも自分自身が感染しないように気をつけなければならない。参考にしているのは、宮沢孝幸先生(京都大学ウイルス再生医科学研究所)が提唱している「コロナ 1/100作戦」だ。PDFでダウンロードしてPCの画面でときどき見直している。

20200728-コロナ啓発ポスター

おわり

 

 

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