生活

年忌法要を行う

週末、祖母の三十三回忌の法事だった。家の宗教は浄土真宗なのだけれど、三十三回忌ともなると正直なところ「いつまでやるん?」という気持ちも湧く。詳しくは知らないけれども、日本の仏教はほとんど大乗仏教で、そこに大陸の儒教や道教が混ざって法要などもチャンポンの印象だ。僕の道教のイメージは不老長寿・仙人などの「現世利益追求」なので、それはお釈迦さんの「解脱を求めて」とは反対の志向性を持つものなのだけれど、日本ではそれぞれの要素が混ざっての「日本の仏教」の法要を形作っている。仏教が日本に入って来てからの各宗派は、それぞれの偉大な僧が始めたものといっていいだろうし、鎌倉仏教もそもそも釈迦が生きていた時代から1500年以上経ってからのことだから大乗仏教の経典がオリジナル性高いのも自然のことなのだろう。
そして、今回の三十三回忌も日本製(Made_in_Japan)で、家のお寺ではこの先に三十七回忌と五十回忌がある。五十回忌が、いわゆる「弔い上げ」となる。それよりも現在、母親が70歳台後半なので、祖母の五十回忌までに母親の葬式が来てもおかしくない・・・

法事1

年忌法要前日の逮夜

お寺から「逮夜の時間は直前にならないと決まらない。前日に聞いて」とのことだったので、寺の指定どおり逮夜の前日に電話をした。直前の逮夜の時間決めはいつものことで、今回は午前10時にということだった。仏壇の周辺を軽く掃除して、供え物や花の準備を済ませる。逮夜当日は時間通りにお坊さんが来てお経を上げてもらった。毎年のお盆のお経は5分ほどの手短なものだけれど、三十三回忌となると何種類かの教をあげてくれるのか20分ほど読んでくれた。

ちなみに、母方の実家は真宗大谷派で本山は東本願寺。いわゆる「お東さん」だ。そこでの読経時間は1時間30分で、初めての時は面食らった。20~30分お経を読むたびにお茶と茶菓子で休憩タイムを入れつつの法要。母方の実家は山里にあって民家ひとかたまりの地域。その地域独自の読経の仕方なのか、大谷派では標準のものなのか、わからない。

年忌法要当日

三十三回忌も午前10時からの始まりということで、薄曇りの中、20分前にお寺に到着。祖母の子供は5人姉妹だけれど高齢と遠隔地在住のため3人は欠席となった。1番下の子でも歳は70台なので仕方なし。住職の宅へお布施を渡して、本堂に上がって待つ。最近では高齢者の足・膝への配慮からか、焼香台も立ったままできるように設置されている。10時ちょうどに、お坊さん登場。読経時間は昨日と同じく20分ほどだった。その後、お坊さんから挨拶があって終了となった。全体で1時間もかからず手短にというのは、高齢者の体への負担も考えるといいのではないだろうか。

とはいえ、母親は気疲れから解放されたようすで、帰宅後すぐに供え物の和菓子をほおばっていた。

あなかしこ、あなかしこ

 

 

-生活
-

Copyright© パンがなければ , 2020 All Rights Reserved.